「悲しみよ 風になれ」

「悲しみよ 風になれ」

別れが 友を呼んでいる

時代は古き 19XX年 ひとりの女性が 日本を はなれるッ!

「エッちゃん さょうならぁ。」

「ミチもねぇ!!」 え? なに? 聴こえないわ!

ゔっ!! ぇえ”ッぐ! 「エツコ」 良い友を持ったな。」

お父さん ありがとう うん!

いつか

きっと いつか みんなに 会いにくるわ

江津子(えつこ)は すぎゆき 別れの時を 振り返っていた

最後の列車に 揺れながら

風に 涙が流れ行くね すべて 吹き抜けてゆく

==「泣かないでッ!」 キャッ”!! 帽子がッ 風にッ!!==

「エッちゃん」 ありがとぉう さょうならぁあぁ”

いまは 今は いまだけは 忘れない

だから そぅだわ

うん

<悲しみよ 風になれ>